★シャンプーは髪の毛ではなく頭皮を洗う

シャンプーって髪の毛を洗うものだと思っている人も多いですが、実は、シャンプーは「頭皮」を洗うものです。頭皮を洗う事で頭皮ケアは勿論、ベタツキやふけやかゆみ、また臭いを防ぐ事が出来ます。
そしてシャンプーで大事なのがシャワーの温度です。熱いシャワーでシャンプーをしたい所ですが、熱いシャワーだと髪の毛の表面にあるキューティクルが剥がれてしまい痛みやすい髪の毛、また膨らみがある髪の毛になってしまいます。また、熱すぎやシャワーの圧が強いと頭皮も痛めてしまうので注意が必要です。では、シャワーに適した温度って一体何度なのでしょうか？
それが、「３８度」です。３８度は私達の体温に近い温度で、熱すぎずまた冷たすぎない丁度良い温度になります。そして温度と共に大切なのがシャワーの圧です。シャワーの圧も強すぎずまた弱すぐない程々がお薦めです。

シャワーの温度そして圧も決まったら次はシャンプー液をつけますが、この時に大事なのがシャンプー液をつける前にしっかりと頭皮と髪の毛を濡らす事です。
短髪のメンズも多いと思いますが短髪だからといって簡単にお湯を含ませてシャンプー液をつけるのではなく、シャンプー液をつける前にしっかりと濡らしておきましょう。
実はこの時のすすぎによってある程度髪の毛や頭皮についた汚れを落とす事が出来ますし、またシャンプーの泡立ちも良くなります。

頭皮、そして髪の毛全体がしっかりと濡れたら、次はシャンプーをしていきましょう。髪の毛の長さにもよりますが５００円程度のシャンプーの液を頭皮につける前にしっかりと手の平などを使って泡立ちをさせてから頭皮につけましょう。
実は、多くの人が事前に泡立てをせずに髪の毛を使ってシャンプー液を泡立てる人がいますが、これでは髪の毛が痛んでしまいます。必ず頭皮につける前に泡立てる事が大事です。そして、髪の毛を洗うのではなく頭皮を洗うイメージです。頭皮から分泌される老廃物を洗うイメージでシャンプーをしましょう。この時にしっかりと頭皮を洗う事でふけやかゆみも収まります。頭皮をしっかりと指の腹でマッサージしながら洗ったら次はすすぎです。

すすぎもしっかりとシャンプー液が残らないようにすすぎましょう。この時にしっかりとすすがないと頭皮のベタツキ感が残ったり、またふけやかゆみの原因にもなります。優しく頭皮、そして髪の毛全体にお湯が行き渡るようにすすぎましょう。 て髪の毛を元気にしましょう。

★頭皮ではなく髪の毛につける

すすぎが終わったら今度は、トリートメントまたはリンスを髪の毛につけましょう。今度は頭皮ではなく髪の毛につけます。メンズの場合は、シャンプーのみで終わらせてしまう人が多いですが、シャンプーだけでは髪の毛の表面が乾いてしまいパサパサとした髪の毛、またまとまりにくい髪の毛になってしまいます。またくせ毛の人もトリートメントやリンスをする事で広がりにくい髪の毛になります。
髪の毛の表面をコーティングする意味でもトリートメントやリンスをつけるようにしましょう。
トリートメントやリンスは頭皮にはつけずに髪の毛につけるようにしましょう。頭皮につけてしまうとせっかくシャンプーで頭皮を洗ったのにトリートメントやリンス剤が頭皮についてしまいベタツキやふけやかゆみの原因になります。トリートメントやリンスを髪の毛につけたら次はすすぎましょう。シャンプーのように完全に洗い流すのではなく、ある程度すすいだらそれで終わりです。

洗った髪の毛はしっかりとタオルドライをしましょう。タオルを使って頭皮や髪の毛をゴシゴシと拭く人がいますが、これでは頭皮や髪の毛を傷めてしまいます。水分を拭き取るイメージでタオルドライをしましょう。ある程度水分を拭き取ったら次はドライヤーで頭皮を乾かしましょう。ドライヤーは髪の毛を乾かずのではなく、頭皮を乾かすイメージで行いましょう。頭皮が乾き、髪の毛全体の８０％近く乾いたらそれで終わりになります。髪の毛を完全にドライヤーで乾かしてしまうと今度はパサパサとした広がった髪の毛になってしまうので注意が必要です。

是非、メンズの皆様も正しいシャンプーの仕方をして健康的に頭皮や髪の毛を手に入れましょう。